手作りの服(防寒着)

11月になり、寒くなり始めたので、寒さ対策として防寒着を作ることにしました。二種類の防寒着を作ったのですが、一つ目の防寒着は手作りの服(マジックテープ服)の応用です。

今回は、防寒着の作り方について書きたいと思います。

防寒着はマジックテープ服の上から着せることにしました。型紙作成には、型紙の作り方(マジックテープ服)を利用します。マジックテープ服よりも2cm大きくなるように作ります。

サイズの測り方も上記を参照してください。この防寒着は、自分で考えて作成しました。サイズ測り方も独自のものです。

備忘録として載せておきますが、お薦めしているわけではありません。(画像はクリックで拡大できます。)

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材料

フリース素材のブランケット(100均で200円の商品)1枚・マジックテープ(縫製用5cm×15cm)2枚

1.型紙を生地に配置します。

マジックテープ服の型紙を使って生地に配置します。小太郎の場合、マジックテープ服の上に着せるため、マジックテープ服より全体で2cm大きくします。そのため、生地の輪の部分を0.5cm空けて配置します。

前身頃は、マジックテープ服より短く作るので、型紙の3分の2ほどを使用します。前身頃をマジックテープ服と同じ長さにしたい場合は、型紙の配置を記事の最後に載せています。

2.生地を裁ちます。

今回は、前身頃のみにマジックテープを縫い付けますので、生地いっぱいの所で裁ちます。(上図の青点線参照)

3.前身頃が足りない場合、生地を継ぎます。

前身頃の必要な長さとしては、胴回り÷2+1cm+マジックテープ(重なり部分+縫い代)となります。

4.バイアステープで縫います。

身頃の肩以外をバイアステープで縫います。

5.肩を縫います。

中表にして、前身頃と後ろ身頃の肩を縫います。マジックテープ服同様、前身頃と後ろ身頃の幅が違いますが、それぞれ肩を縫い合わせます。

6.前身頃にマジックテープを縫い付けます。

前身頃の片側(生地裏)に、マジックテープを縫い付けます。待ち針が刺さっていないかを確認し、一度ワンちゃんに合わせて、マジックテープの位置を確認します。

位置が決まったら、生地の裏側に縫い付けます。(左右どちらか片方)

7.反対側のマジックテープを縫い付けます。

身頃を表に返して、先程、6で縫い付けた反対側の生地の表側に、マジックテープを縫い付けます。

8.完成

前身頃を長く作りたい場合

小太郎の場合、マジックテープ服の上から着せていたので、測ったサイズより、全体で2cm大きくして、前身頃(お腹部分)は短くしましたが、直接、防寒着を着せる場合は、裁断が違ってきます。

ここでは、お腹部分を長くし、直接着せる場合の配置になります。また、生地も多く使いますので、記事の最初に書いている材料とは違ってくる場合もあります。

1.型紙を生地に配置します。

マジックテープ服の型紙を使って生地に配置しますが、この場合、全体を2cm大きくする必要はないので、生地の輪の部分に合わせて、型紙を配置します。

2.生地を裁ちます。

前身頃のみにマジックテープを縫い付けますので、生地いっぱいの所で裁ちます。(上図の青点線参照)

3.前身頃が足りない場合、生地を継ぎます。

前身頃の必要な長さとしては、胴回り÷2+1cm+マジックテープ(重なり部分+縫い代)となります。

4.バイアステープで縫います。

身頃の肩以外をバイアステープで縫います。

これより先の手順は、小太郎の防寒着の5~7と同じになります。

防寒着の生い立ち

小太郎は、足腰が弱って小屋に入れなくなってからは、車庫で過ごしていました。車庫には寒さ対策をしていましたが、それだけでは寒いので、防寒着を作ることにしました。

型紙の作り方(マジックテープ服)を使えば、着替えにも足を上げ下げしなくて済みます。

防寒着には、袖は付けなかったので、意外と早くできました。この生地は、伸び縮みしないので、袖を付けると動きにくいと思います。でも、その防寒着を着せてみると、肩や太腿が寒そうです。夜用の防寒着として、被るだけの防寒着を作ることにしました。
手作り服(被せる防寒着)

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