はじめに

愛犬 小太郎(雑種・メス17歳)
番犬で外飼い。若い頃は脱走癖あり。性格は気が小さくて優しい。好きな食べ物は、某有名ラーメン店のチャーシュー、ハモ入りちくわ。

メスなのに何故この名前?と思われると思います。

実は、近所の人が「男の子だけど、飼えない?」そう言って、連れてきました。近くの公園に捨てられていたみたいで、近所の人が愛犬と散歩していた時に、後ろから付いてきたそうです。

秋田犬の子犬を飼いたいと言っていた私に、「雑種だけど手も大きいし、そこそこ大きくなるんじゃないかな」と近所の人は言います。その可愛さと人懐っこい姿に、二つ返事で飼うと決めました。

顔を見た瞬間、「小太郎」という名前が浮かび、そのまま小太郎と名付けました。女の子と気付くのは、その少し後のことになります(-_-;)

小太郎は、元気なまま16歳を迎えようとしていました。ただ、もうこの頃には耳が遠くなっていました。

それから約一年、いろんなことがありました。介護した時間は短かったけれど、少しでも長く一緒に居れるように、いろんなことを考え、悩み、私なりに頑張ったつもりです。

小太郎は、2017年11月24日 17歳で天国へ旅立ちました。

私は未だに悲しくてたまりません。老犬なので覚悟はしていたつもりでした。でも、それは思った以上の悲しみと辛さです。

17年間の楽しかった思い出にもまだ浸れずにいます。でも、こうしている間にも、私の経験が誰かの役に立つかもしれない。それを書いていくことで、誰かの介護のヒントになるかもしれない。そう思い、ブログを書こうと思いました。

ここに書いている私の向き合い方が、正しいというわけではありません。間違っていることの方が多いと思います。

なぜなら、避妊手術以降、17歳で骨折するまで、病院に連れて行った事がありません。通常なら、病院に連れて行かなければならない場面も、このブログにも出てきます。

小太郎は、車に乗るのが大嫌いで、乗せたらパニックになり大暴れします。そのため、予防接種などは、役所に歩いて連れて行きました。後の事を考えずに、育ててきた結果だと反省しています。

そのような状況での、約一年の介護生活、小太郎との苦しくも愛おしい日々で、私が経験したこと、工夫したこと、そして後悔している事など、書いていきたいと思います。

wanko