手作りの服(被せる防寒着)

前回の記事では、マジックテープ服の応用で防寒着を作りました。
型紙の作り方(マジックテープ服)
手作りの服(防寒着

今回は、被せる防寒着の作り方について書きたいと思います。

使用する生地は、100均の厚めのフリース素材のブランケットです。これは300円の商品で、小太郎の胴と同じくらいの長さのブランケットを購入しました。

この被せる防寒着は、自分で考えて作成しました。備忘録として載せておきますが、お薦めしているわけではありません。(画像はクリックで拡大できます。)

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材料

厚めのフリース素材のブランケット(100均で300円の商品)1枚・平ゴム

まずはサイズを測ります。
①首から胴の長さを測ります。
②背骨から胴の幅を測ります。(防寒着がずれた時に、ワンちゃんが足で踏まない長さにします。)

1.生地を表向きで、縦または横に折ります。

胴の長さに合わせて、生地を表向きで、縦または横に折りますが、小太郎の場合、横の長さがちょうどだったので、縦に折りました。

生地の端から輪部分に向かって、②の幅に待ち針を打ち、その部分を直線で縫います。

2.輪部分を処理します。

縫った時に出来た輪の部分を縫っていきます。生地を開いて、輪部分を広げて倒します。上から潰すと表現した方が、わかりやすいかもしれません。その倒した部分に、端ミシンをかけます。

なぜ、余分な生地を切らないのかというと、この素材はハサミを入れると、そこからほつれてくるからです。

3.平ゴムを縫い付けます。

首を通す箇所を、平ゴムを使って作ります。ここで一度、ワンちゃんに掛けて、ゴムの長さを決めた方がいいと思います。掛ける前に必ず、待ち針が刺さっていないかを確認して下さい。

長さが決まったら、生地を裏返して、平ゴムをしっかり縫い付けます。裏返したら完成です。

小太郎の場合、高齢だったので激しく動く事もなく、手作りの介護ベルトを着けていたので、立たせる時に、すばやく介護ベルトを使えるように、被せるだけの防寒着にしました。
手作り服(介護ベルト)

しかし、防寒着を着たまま動き回れるワンちゃんの場合、防寒着が左右にずれる場合があります。お腹部分を留められるように、バイアステープでリボンを作って結べるようにしたり、マジックテープ付きのベルトを作るなど、工夫が必要かもしれません。

その場合も、リボンがほどけた時に、ワンちゃんが足で踏めるような長さにするのは、危険なのでやめましょう。また、ボタンなどは、使わないようにした方がいいと思います。

倒れた時などボタンが体の下に来ると、痛いだけではなく怪我をする可能性もあります。

被せる防寒着の生い立ち

寒さ対策として、マジックテープ服の応用で防寒着を作り着せていましたが、冬が近付いてくると夜の温度はぐっと下がります。車庫で寝ている小太郎は寒そうでした。

そこで、夜用の防寒着として、厚めのフリースで簡単に作れて足の上げ下げをしなくても着せられるよう、被るだけの防寒着を作ることにしました。

もし、作られる場合、気を付けてほしいのが、少しモコモコした素材だったので、待ち針が埋もれてしまいます。私は、実際に刺したまま着せてしまいました。

すぐに気付いたので良かったのですが、着せる前には必ず確認をしてくださいね。

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